The essentiality of nutrients ~Know thyself~

皆それぞれが自分自身で確実な健康管理が可能となるように、栄養知識を分かりやすく発信するブログ。セルフメディケーションスキル向上のため実用的な情報を発信できればと思います。

~個人として考える栄養の現在~

皆さんこんにちは。

 

最近、栄養コラムの様に知識をただ述べていく記事が多かったため、

 

今回はブログらしく個人の考えを知って頂く記事にしようかなと思います。

 

 

 

ここで述べることは栄養を学んできた身として思う、完全に個人的な意見であるため

 

完全にこれが正解である。という訳ではありませんのでそこは注意してください。

 

あくまで一意見として知っていただければと思います。

 

 

ではいってみましょう。

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①資格の価値

 

このブログは「人が一人一人自分で健康になる」というテーマで活動しておりますが、

 

一般の方がまず「健康・栄養」のプロとして思い浮かべるのは、{管理栄養士}だと思

 

います。 

 

 

先に個人的な結論を述べておきますが、

 

健康でいるという目的において 管理栄養士・栄養士の助言は特に必要がない。

 

ということです。

 

こんなことを言うと、何をいってるんだこの人は?と思われそうですが、

 

 

 

それはこれらの資格にあまり価値がないという事が理由となります。

 

自分は栄養士を持っていますし、管理栄養士の知識も既に把握しています。

 

 

 

ただそれらの知識が完全に健康でいるための知識なのかというとそれは違うと言えるで

 

しょう。 管理栄養士の国家試験などは、このブログで述べている様な知識が学べる

 

試験ではありません。

 

 

ビタミンの種類やホルモンなど一通りの知識は学ぶ事ができます。が、それ以上の事が

 

全く学べないのです。

 

 

たとえばプレバイオティクスとは、

 

「食物繊維やオリゴ糖などのように消化されず大腸に届き、有用な腸内細菌の増殖を促

すものをいう」

 

という事やその種類までは知識として知ることができます。ただ、

 

その先の「なぜなのか」「どのように」「結果として人体にどういう作用があるのか」

 

がほとんど学ぶ事ができません。これは健康維持を行う目的としては致命傷です。

 

 

腸にいいことが分かってるから摂る。のと 

 

腸でどんな働きをし、このように効果があって、~の作用があるから摂る。のとでは

 

その人が様々な健康維持をするにあたって、大きく差が開いてくるのはお分かりいただ

 

けると思います。

 

 

 

また、管理栄養士や栄養士の給与を見てもらえれば分かりますが、この資格は社会的価

 

値の高い資格ではありません。 一応資格を所持していれば、一般の方には栄養のプロ

 

という顔ができますが、人の健康を向上させるという本来のスキルがある管理栄養士

 

自ら進んで学ぶ意思があるごくごく一部である事が現実問題としてあるでしょう。

 

 

 

基本的な「健康」は皆理解していますが、

 

栄養界の場合、資格がある=健康にする知識がある ではありません。

 

 

 

もし誰かに健康維持関連で相談する機会があったら、ネットでもいいので調べた知識

 

を元に考えた質問を何かその人へ投げかけてみてください。 資格があろうがなかろう

 

がそういった知識に優れている人は、適切な答えを導き出せるでしょう。

 

 

資格を所持していても、ビタミンの種類程しか理解していない人にどんな相談をしても

 

相談者の健康度は決して上がることはありません。「適切な知識を実践していく」

 

という事をいつでも念頭に置き、自ら学ぶ癖をつけていく事をおすすめします。

 

 

 

 

あと 管理栄養士・栄養士=料理ができる。も多くが当てはまらないため

 

ご注意を。笑

 

 

 

 

 

②健康維持の栄養学に完全な正解は存在しない

 

 

これは、じゃあ栄養について何も学ぶ意味なんてないじゃないか。 と思われそうです

 

が、そのままの意味ではなく、

 

「人体」としての正解は出ているものの、すべての人に当てはまる事は決してない。

 

という事です。

 

 

 

これは「個人差」が絶対的に存在している事が大きな要因です。

 

 

Aさんにとって正解な栄養ケアが、Bさんにも完全に当てはまるとは言い難いという事が

 

栄養では数えきれない程あります。

 

 

 

腸に良いものを取った方がいいという事実は、人間皆あてはまるのですが、

 

何をどう摂っていくのか、それによる結果は人によって大きく異なる事があります。

 

最悪の場合逆効果になってしまう事も多々あるのです。

 

 

 

よく栄養学に詳しい人たちと生活すると、栄養は宗教みたいだな。

 

と思うことがあります。それは各自が自分に合っていると思われる栄養学の知識をでき

 

る限り把握し実践していることで、いかにもそれぞれがそれが正解であるかのように思

 

えてくる事が理由です。

 

 

自分はMCTオイルとの相性が良い、 コーヒーは体質に合わない。など

 

いろいろ実践していると、こういった特徴がだんだん出てくるはずです。

 

 

どんなに体に良いものであったとしても、それにより体調に不具合が出るなら

 

その行動は避けるべきでしょう。 他に代用もできる何かがあるはずですので

 

そっちに切り替えていく方が賢明と言えます。

 

 

 

 

ここにおいて大事なのは、結局「人体において大事な知識は必要不可欠である」

 

という事実そして、「各個人が自分自身の体をなるべく理解するように努める事が大事

 

である」 という2点です。

 

 

 

 

栄養学を知るにあたって、

 

全ての知識が自分に確実に合っている。自分が合わないからその知識は完全に間違って

 

る。とは思わないようにしましょう。

 

 

 

今後ともこのブログでは、個人としてではなく、人体として大事な知識を

 

発信していきますので、それらを実践する事はもちろん、

 

自分としての正解を見つけていく意識を持って頂ければと思います。

 

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今回は以上となります。

あくまで個人の主観で述べているため、これが正解だ!というつもりはないです。

 

ただそういう見方もあるのかーと知って頂ければいいのかなと思っています。

 

今後もちょこちょここういった個人の思考も取り入れていければと考えています。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

では、また!

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